発酵あんことは

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麹菌を使うのは
日本だけ

Only Japan uses koji mold.

麹の力

麹（こうじ）とは、米・麦・大豆などの穀物にコウジカビを繁殖させたもののことです。麹には、麹菌と呼ばれる菌が付着しており、酵素を出す働きがあります。この酵素はハサミのような働きをし、でんぷんを分解してオリゴ糖を生成。オリゴ糖は腸内環境に潜む善玉菌のエサとなるため、善玉菌の数が増えて腸内環境を整えるのをサポートします。

発酵あんこ

発酵あんことは、小豆と米麹だけでつくる身体に優しいあんこのことです。茹でた小豆を麹と発酵させることで、麹の酵素による糖化作用で小豆のでんぷんが糖に代わり、砂糖を使わなくても甘くなるんです。
※アタリやのあんこは「発酵あんこ」にきび糖や三温糖などを加えほどよい甘さに仕上げております。

甘酒と同じ原理で作られるので「小豆甘酒」「小豆麹」「麹あんこ」とも呼ばれています。1つ1つ丁寧に手作りされたおやつは、素材の旨みがギュッと詰まっています。お茶請けにも、お子様のおやつにも、老若男女を問わず喜んでいただけるやさしいおやつです。

麹の種類

麹菌は主に5つの種類に分類されます。「黄麹菌」「白麹菌」「黒麹菌」「紅麹菌」「カツオブシ菌」のそれぞれが異なる特性を持ち、色だけでなく利用される分野にも違いがあります。例えば、黄麹菌は味噌や醤油の製造に用いられ、白麹菌は焼酎の製造に使われるなど、多様な用途があります。私たちが味噌や醤油を食べる際に「麹菌を摂取している」と意識することは少ないですが、実際には私たちの生活の中に広く存在しています。

発酵あんこの健康作用

腸内環境を整えてダイエットや免疫をサポート

小豆に含まれる食物繊維やオリゴ糖、さらに米麹に含まれる麹菌は、善玉菌を活性化させることで便秘の改善に寄与することが期待されます。麹を摂取することで腸内環境が整う効果が見込まれます。腸内環境が整うことにより、「免疫力の向上」や「ダイエット」などの健康効果が期待できるため、麹は積極的に食生活に取り入れるべき重要な要素の一つと考えられます。

アンチエイジング効果

麹には、ビタミンB2、B6、ナイアシンなど、肌に良い影響を与えるビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は、糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝をサポートする重要な栄養素です。この栄養素の働きにより、老廃物の排出が促進され、健康的な肌を保つことが可能になります。一方、砂糖や小麦粉は体を冷やす作用があり、これらを消化する際に体内で多くのビタミンB1が消費されます。ビタミンB1は疲労回復にも必要不可欠であるため、砂糖や小麦粉を過剰に摂取すると、体が冷え、疲れやすくなり、睡眠をとっても体がだるく感じることがあります。

発酵あんこには、赤ワインの約2倍のポリフェノールが含まれており、これは強力な抗酸化作用を持っています。ポリフェノールは、抗酸化作用を通じてストレスや紫外線によって生成される活性酸素を除去し、シミやシワの予防に役立ちます。その他にも冷え改善効果やむくみ改善効果などカラダに嬉しい効果が期待できる食材と言えます。